缶詰料理が登場するドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」第11話感想

このブログで書いてきたドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」の奇数話感想シリーズも今回でいよいよ最後です。先日「ひとりキャンプで食って寝る」第11話12話が放送され、最終回を迎えました。

 

第11話で登場した缶詰とともに感想を書いていきたいと思います。

 

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まずオープニングで登場したのは国分グループの缶つま倶楽部シリーズから「広島県産かき燻製油漬け」(パッケージから判断したから違う商品の可能性もあります)。フライパンで炒め、味付けをして、バゲットに乗せる。これを食べながら飲む冷たいビールが本当に美味しそう。ところで第1話でも健人が言っていた「チンカチンカのしゃっこいルービー」がこの第11話でも。健人はなぎら健壱か古賀シュウのファンですね、これは。

 

次に登場するのが山登りの途中で出会った剛田巌(仲本工事)というおじさんが食べさせてくれたSUNYOの弁当缶詰「五目めし」。ご飯の缶詰って珍しいのかなと思っていたのですが、SUNYOには弁当缶詰シリーズというものがあるんですね。ちなみにこのブログで紹介したことのあるご飯の缶詰は杉田エース株式会社の「小豆が入った雑穀玄米ごはん」だけ。今後開拓していきたいジャンルですね。

 

そして「五目めし」のおかずに健人が取り出したのがはごろもフーズの「オイルサーディン」。「オイルサーディン」の缶詰はパスタで使うくらいしかないのですが、そのまま食べるのも美味しいのでしょうか。今度やってみようと思います。

 

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最終回ということもあってか、まだまだ缶詰が登場します。剛田さんと別れた後、テントを貼り、健人が食べ始めたのはホッキ貝の缶詰。バター醤油で炒め、ネギと七味をかけて完成。これもビールに合いそう。

 

そしてメインディッシュ。いちご煮の缶詰とカニ缶を使った雑炊です。これに関しては再現レシピがこちらにあります。ウニ、アワビ、カニの贅沢3種! かなりの高級缶詰なので再現するには覚悟が必要ですね。でも食べてみたい。

 

メインディッシュを食べ終わり、健人が読み始めた理恵子からの手紙に書かれていたのはたったの一行の文章と「さようなら」のみ。ただこの一行が第1話で理恵子が言っていた「缶詰の中は小さな宇宙ね」という言葉と繋がってきます。ここで第1話で健人が語った缶詰への所見をもう一度引用しておきます。

 

控えめで慎ましく主張し過ぎない。とびっきり美味いわけでもないがいかなるときもこちらの期待を裏切らない。この缶詰という食べ物。

 

そして理恵子はそんな缶詰を「まるであなた(健人)ね」と言いました。

 

誰かと一緒に生きていくということは相手に合わせなければならない場面も当然あるということ。それはひとりでいるよりも不自由なのかもしれません。誰にも邪魔されずに自然の中で好きなものを食べる幸せと、誰かと一緒に生きていく幸せのどちらを望むのか。その両立は無理なのか。それを「ひとりキャンプ」を通して、缶詰を通して、健人を通して考えてしまいました。